はじめに
「RRR」とかいう神インド映画があまりにも面白かったのでインド/デリーに2泊3日で行きました。
とはいえロケ地はインドの南の方のハイデラバードなので、あんまり関係ないです。
インドへ
JALで羽田空港からインディラ・ガンディー国際空港への直行便を予約しました。
エコノミーで往復8万5千円、移動時間は8時間ちょっとでした。
時差が3時間半あって、11時に日本を出発して16時にインドに着きます。
航空券を発券したところ、なぜかエコノミーではなくプレミアムエコノミーにアップグレードしていました。(ダブルブッキングかな?)
プレミアムエコノミーだとスパークリングワインが飲めて最高です。

機内食はこれです。無難に美味しかったです。
機内食で味噌汁が出てきたのは初めてだったのですが、JAL限定なんですかね?

両替
いつも海外旅行前は新宿駅前の店で現地の通貨に両替して行くのですが、インドルピーは国外持ち出し禁止のため、現地で両替するしかありません。
クレカを使って空港のATMで引き出そうとしましたが、エラーで引き出すことができなかったため、空港を出て両替所を探すことにしました。
空港を出た瞬間、さっそくインド人に声をかけられました。
インドあるあるとして、「向こうから話しかけてくる人は大体詐欺師」という情報を聞いていましたが、試しに両替所を聞いたところ、空港のすぐ目の前の両替所を案内されました。
Googleマップに表示されないところで、レートは1円=0.56ルピー(1割安いぐらい)であまり悪い気がしなかったので、1万円両替しました。
今回の旅行はここで両替した1万円で十分足りました。参考までに。
ホテルへ
詐欺師疑いのインド人
両替が済むと両替所を教えてくれたインド人がまた声をかけてきて、次はどこに行くか聞いてくるので、「Metro」と伝えると地下鉄乗り場まで案内してくれました。
感謝を伝えてその場を立ち去ろうとしましたが、なぜかついてきました。
金が欲しいのかな?やっぱり詐欺師だったか・・・と思って、強めに「THANK YOU!! BYE BYE!!(ヤケクソ)」って言ってもついてきます。
RPGのパーティーみたいになりながら歩いていると、路線図のマップのところで「ホテルの最寄り駅はここだから、〇〇ルピーかかるよ」と言ったのを最後に、半ば強引に先に進んだところ、ついてこなくなりました。
パーティーからメンバーが抜けた余韻に浸かりながら、そのまま地下鉄に乗りニューデリーまで行きました。
ただ道案内したいだけだったのか、自分の詐欺の手札に当てはまらなかっただけだったのか、今はもう分かりません。
旅行代理店詐欺
えーと、結論から言うと詐欺に遭いました。
といっても、途中で気づいて被害はたったの20ルピー(30円)で済みました。

ニューデリー駅に着き、鉄道の駅を渡ってホテルに行こうとすると、手荷物検査のところでセキュリティー風のインド人(詐欺師)に捕まりました。
「パスがないと向こうには行けないよ。オートリキシャでパスが取れるところに連れていくよ。そのままホテルに20ルピーで送るよ。」と言われ、そんなこと知らないけど事前の調べが足りなかったのかな?と思い、疑いながらオートリキシャに向かいました。
調べようとしてスマホを取り出すと、「ここら辺はスリがあって危ないからスマホはしまったほうがいい。」と言います。
調べると詐欺であることがバレるため、調べさせないようにするためです。
オートリキシャに乗ると、別の詐欺師とバトンタッチで詐欺の現場に向かいます。
その詐欺師も「盗られるからスマホはしまえ」と言っていたものの、途中からスマホを出しても何も言わなくなったので、記念にツーショットを撮りました。
この顔の奴を見たら逃げてください。

色々会話する中で「お前詐欺師やろ」と言ったところ、「インドには詐欺師が多いけどホンマに信じてくれ、写真も撮ったやろ」と言われました。
なあ、信じられるわけないやん。
詐欺師は自分のこと詐欺師って言うわけないやん。
「じゃあお前証明してみろよ」と言いかけた辺りで、謎の建物『Tourist Information』に到着しました。
Googleマップのレビュー見ればすぐに詐欺の店だと分かります。
店に入って話を聞くと、「ニューデリーの治安は悪い。ここに泊まるべきではない。安全な地区のホテルを紹介する。」と言われました。
オイ、どの口が言ってんねん。
この辺りで旅行プランを壊されそうになった(お金を取られることよりも勝手に計画を変えられることが許せない)ので、「ちょっと待ってね(もう戻らないけど)」と言って店を出ました。
さっきのオートリキシャの詐欺師が待っていたので、「終わったか?終わってないのになんで出てきた。」などめっちゃ口論になりながらも観光代運転代20ルピーを渡し、Uber Taxiでオートリキシャを呼んで颯爽とホテルに向かいました。
どうやらそのまま従っていると数万~十数万円の旅行プランを組まれてしまうらしく、オートリキシャは待っていた分の料金を請求されるらしいです。
ホテル
勿論パスなんて不要でホテルまで行くことができました。
今回泊まったホテルはここ
2泊で9千円でした。一人で泊まる分にはいいと思います。
ホテルのすぐ近くでトマトスープを無料で配っていたので飲みました。
マサラ味で喉に来る辛さでした。

飲み終わったら紙コップを道端に捨てます。

インド門へ
Uber Taxiが中々捕まらなく、気が付けば夜になっていました。
ライトアップされたインド門を見てきました。

インド人しかいませんでした。
ドローンを飛ばしている人が多かったです。
特にこれ以上は見どころが無かったため、そこらへんのオートリキシャの運転手と価格交渉し、150ルピーでホテルに戻りました。
夕食
ホテル近くのレストラン『Cafe Vagabond』に行きました。
ガーリックナンとチキンティッカバターマサラを食べました。
どちらも油多めで味はあんまり、チキンティッカはチキンが大きくて食べ応えありました。
水も含めて750ルピー(1200円)ぐらいでした。インドの中でも高めです。

バターチキンカレーもありましたが、2人前からみたいです。
バターチキンカレーとチキンティッカバターマサラの違いは知りません。
この後、適当な店でコーラを買ってホテルに戻りました。
次は朝6時にデリー発アーグラ行きの列車に乗ります。