クラシックマウス設計まとめ(Detonator編)
先日はハーフマウスの設計について解説しましたが、クラシックマウスのDetonator (Ver.1, Ver.2)についても解説します。
機械設計
マイクロマウスの吸引技術について vacuum technology 1
前作のクラシックマウスは苦しんでつくるマイクロマウスを参考にしたため、モータマウントがL字の形状のものでした。
ですがそれだと重心が高く、トレッド幅も大きくなるため、今作は異なった形状(おそらく一般的な)のモータマウントにし、かつ、変則4輪にしました。
吸引モータは2点で固定しましたが固定箇所とモータが一直線所に並んでいなかったため、吸引時に前に傾きます。要改善。
回路設計
高画質版 - https://drive.google.com/open?id=1MNFteDBY8eCzeUdgxiebdGvpjPvnvp4
電源は2セルLipo→5V→3.3Vの順に降圧しています。
アナログとデジタルでレギュレータを分けることはしませんでした。
電解コンデンサは5Vレギュレータの出力に1つだけしか使っていませんが、ノイズで困ることはありませんでした。
吸引のモータはnチャネルMOS-FETで駆動します。
基板設計
これはVer.2の基板です。
痛シルクは一時的に消しました。
最後に
マウスシーズンが近づくにつれ忙しくなって本来書きたかったことが発散していき、内容が薄くなりましたが、今投稿しないとお蔵入りしそうだったのでとりあえず公開します。
気が向いたら加筆修正します。
次の記事はマウス合宿と理科大プチコンのことを書けたら書きます。
関西地区大会が迫っていますが…